厚生・共済脱退者、来春から国民年金に強制加入   

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社会保険庁は16日、転職や退職などで厚生年金や共済年金を脱退しながら、国民年金への加入手続きをしない人を、職権で強制的に加入させる方針を決めた。

手続きを忘れたまま未加入となるのを防止するのが目的で、来年4月から実施する。現在は厚生年金や共済年金を脱退すると国民年金に自ら加入手続きが必要。社保庁から2ヵ月後と4ヵ月後の2回加入を促す通知をしている。

来年度からは通知後手続きをとらなかった人を自動的に加入させ、保険料納付書を送って納付を求める。低所得で保険料の納付が出来ない人は保険料の全額免除や半額免除の免除制度の適用を受けることになるが自ら申請する必要がある。

平成16年度の承認期間は平成16年7月分~平成17年6月分で、申請は7月から8月31日までに行う必要があります。申請免除を既に受けている人で平成16年度も申請免除を継続したい人も注意しましょう。申請免除は毎年手続きが必要です。

by nukina1950 | 2004-08-18 16:02 | 年金,保険制度

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