メタボリック減らせ   

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「運動指導士」増やせ

「メタボリック症候群」(内臓脂肪症候群)対策の一つとして厚生労働省は来春から、生活習慣病予備軍に運動を指導する専門家、「健康運動指導士」の認定制度を大幅に見直す。専門知識のない人には事前講習を拡充するのにたいし、体育系大学の学生、管理栄養士といった一定の知識を持つ人は講習を免除又は削減。フィットネスクラブなどに通う中高年が急増しているのを受け、年間の認定者を二千人程度へと倍増させる計画だ。

厚労省が認定要件緩和
年2000人めざす

健康運動指導士は財団法人「健康・体力づくり事業団」が認定し、四月1日時点で一万八百五十七人いる。現行制度では誰でも期間三ヶ月(百四十八・五時間)の講習を受講すれば認定試験の受験資格を得られる。試験に合格した有資格者はフィットネスクラブのほか医療・保健施設などで働いている。

新制度は、体育系大学の学生の場合、心臓病など生活習慣病発症のメカニズムや健康管理の講義など財団の講習内容と同じ授業を大学で受けていれば、講習会なしで受験資格を与えられる。

具田的には財団が体育大学や体育学部のある国立・私立大学に対し、受験資格が取れるよう生活習慣病関連の講義などをカリキュラムに盛り込むことを求め、応じたうち百校程度を健康運動指導士の「養成校」に指定する方針。

さらに保健師や体育系大学の卒業生は、現行百四十八・五時間の講習時間を削減。保健師・管理栄養士は百三・五時間、既卒者は六十六時間受ければよしとする。

一方いずれにも該当しない受験希望者には講習時間を百八十時間に増やし、メタボリック症候群など予防を重視した講習内容を加える。

生活習慣病は死因全体の約六割を占めている。特に康労省は内臓脂肪の蓄積に高血圧や高脂血症、高血糖が重なる「メタボリック症候群」が生活習慣病予備軍にあたるとしてその対策を重点施策に掲げており、「中高年層が早い段階で生活習慣病を予防できるよう運動方法を身につけてほしい」(健康局)と話している。

                                         (2006.08.12 朝日)


*私のお腹も相当なもので、完全にメタボリック症候群に認定されそうです。
 昔はこんなではありませんでした。
 リモコンの発達や家の中の便利なものが増えて、運動量も減っています。
 もうすぐ、思い切り運動量が増えるように設計された健康志向の家が誕生しそうです。
 健康のためには良いのかも・・・。

by nukina1950 | 2006-08-24 07:56 | 健康

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