通勤災害の補償枠拡大   

通勤災害の補償枠拡大_a0024350_0559.jpg
労災保険法通勤災害の補償範囲が広げられそうです。

平成15年の死亡災害の死亡者数は1.628人で前年(これまでで最少)より
なを30人減少しました。死亡災害以外は増加傾向にあるようですが
死亡事故の減少は労働安全の取組みの努力の結果でしょう。
自殺者32,000人の中のどの部分が労災の対象になりうるか・・。
どうも労災の死亡者の数字にもすわりの悪さをかんじます。

通勤災害とは労働者の通勤による負傷、疾病、障害又は死亡のことを言います。
通勤とは労働者が、就業に関し、住居と就業の場所との間を、合理的な経路及び
方法により往復することを言います。
この住居と就業の場所との間という基準が最近の就業の多様化に合致するように
改正されようとしています。
複数の勤務先を持つ場合の事業所間と単身赴任先の住居と家族の住む留守宅との
移動を対象に加えようというものです。

実情に合った法改正はどんどんお願いしたいものです・・・。

by nukina1950 | 2004-06-19 00:52 | 年金,保険制度

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